2010年08月02日

シャドウフェル城の影:たぶんコーデルかワイアットあたりが書き忘れたこと2

ちょうど1年くらい前に「たぶんコーデルかワイアットあたりが書き忘れたこと」という日記を書いたのですが、

現在改めてアップデートのかかった『シャドウフェル城の影』を遊びなおして、多少は自分の見識の間違いもあったなーと考えるようになりまして。

まあ基本的に「自分たちでPCを作って『シャドウフェル城の影』をそのまんま遊ぶと宝物がショボい」
これは間違ってません。2つの意味で。

1:出てくる宝物の合計金額が足りない
2:PCの使えない魔法のアイテムは売るしかない。売ると価格は1/5に

1に関しては確かにH1に関しては足りなかったのでしょう。その後のアップデート(現在ホビー・ジャパンの公式サイトのサポート・ページに上がっています)によって、宝物が足されました。ポーションなどを除いた魔法のアイテムも合計14個。シャドウフェル城をフルに遊ぶと4レベルにレベルアップしてちょっと余るくらいの経験点が入りますから、宝物の総計はだいたい『ダンジョン・マスターズ・ガイド』で示された指針に沿ったぐらいになっているはずです。

で、2なのですが、これに関しては『シャドウフェル城の影』が4版基本ルールに先行して発売されたものであり、基本的にはプレロールド・キャラクターを使って遊ぶことが想定されていたのだと考えれば、非難するのは見当違いだったのかなと。

確かにあのまんまのPCを使って遊べば、シャドウフェル城に転がってる魔法のアイテムはぜんぶそのまま使えますからね。

なので1年前は

>だから基本的に4eにおける魔法のアイテムってのはDMGにある通り
>
>「あらかじめプレイヤーに希望を聞いておいてマスターが落としておく」
>
>ものだと思うのですよ。だから既製の冒険シナリオに「ここに+2ロングソードが落ちてます」とか書いてもあんまり意味がない。
>
>だから市販シナリオを遊ぶときには、そこにある宝物に、プレイヤーが希望した魔法のアイテムを足すくらいでちょうどいい気がするんですな。
>
>で、これ重要なのに、書き忘れたんじゃないかと(笑)

と書きましたが、むしろ書き忘れたのはシャドウフェルの執筆陣じゃなくて、『ダンジョン・マスターズ・ガイド』の『財宝』か『既製のアドベンチャー』の項の著者、このあたりを担当した人間が

「既製アドベンチャーを自作のPCで遊ぶときは魔法のアイテムを同じレベルの“PCたちが有効に使える”アイテムに置き換えておけ」

これを書き忘れたと言うべきかと。

加えて少なくともH2以降のアドベンチャーの冒頭には書いておくべきだったんじゃないかと。

この問題、同じファイターならファイターでもキャラクターの作り方によって、拾って嬉しいアイテムと嬉しくないアイテムの差が激しくなる3版以降のD&D(あるいは選択ルールを入れたAD&D)では暗黙のうちにDMが調整することになってたので、きちんと書いとかないとユーザーにはわかんないよってのが頭から抜け落ちてたんでしょうなあ。

最近のアドベンチャーを見ると宝物が固定じゃなくて財宝ユニット形式で書かれているんですが。
というわけで、今あらためて『シャドウフェル城の影』を遊ばれる方。DMがアップデートを適用し、かつ財宝欄にある魔法のアイテムをPC向けのアイテムに置き換えておいてくれる限り、財宝を“足す”必要はありません。
posted by 遊び人の伸さん at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | D&D
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