3.5版から4版への以降でいろいろゲーム的な変化とか設定的な変化があったことは話題になるわけですが、ミニチュア好きの観点からするとまた別の「変化」がありまして
何かと言いますと、3.5版ではルール上のバランスとか、対応するルールがあんまりないとかで今一つ使われなかったミニチュアを使う機会が増えたな、と
主に4版で種族間のバランスや、さまざまな武装の間のバランスが取られたおかげなんですが
で、つらつら羅列してみますと
その1:小さい人たち(ノームとかハーフリングとか)

移動速度や小型サイズのペナルティがキツかった3版時代に比べてPCとしての活躍が増えています。DDMのミニチュア数もまだまだ少なめですが、今後の活躍に期待したいところ。
その2:エルフさんたち

なんといっても【耐久力】−2がキツかったエルフ。個人的には3版→4版でパーティ内のエルフ率(エラドリンとドラウを含む)が10倍増な感じですね。
その3:盾と片手用武器を持ったキャラ

西洋ファンタジーの戦士ならむしろスタンダードであったはずなのに、諸々のルール的な理由で3版では今一つポピュラーでなかった盾と剣(Sword & Board)の戦闘スタイル。DDMにしろメタルにしろたくさん発売されてるわりに、両手武器のほうが有利なもんだから実際のゲームではあまり使われないという。4版はこのあたりのバランスが良くなったので、今後の活躍に期待です。
その4:チェインメイルやスケイル・アーマーを着たミニチュア

これも見栄えがするのでミニチュアはよく着ているですが、ベーシックD&DやAD&Dでもチェインメイルやスケイル・アーマーは基本的に「安物」扱い。これが4版ですと特定の鎧までしか習熟していないクラスがあったり、チェインやスケイルにそれぞれ利点があったりといった感じで、いろんな鎧のミニチュアに使い道が出て来ました。
他にもいろいろありますが、4版は使えるようになったミニチュアが増えたのは良いことです。
そのぶん、もっといろんなミニチュアが欲しくなるという病気も発生するわけですが(^_^;)