2010年04月30日

4月の月例3.5版セッション(最終回)

何度か日記にも書きましたが、4月の25日は2年半続いたダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版月例キャンペーンの最終回でした。

4レベルで『鬼哭き穴潜む罠』からスタートし
→『赤い手は滅びのしるし』
→『夜牙塔の心臓』
→『鋼鉄城の主』
→『迷える魂を喰らう者』
と来まして、PCたちもついに21レベルに到達

セッション回数は30回以上。3.5版ではエピック級が一部しかサポートされていないため、SRD(d20ライセンスのオンライン・ルール)からドラゴン・ディサイプル11レベルのデータを引っ張ってきたり、ダスクブレード21レベル目のデータを自作したり。
10レベル呪文スロットを使って呪文修正特技を適用した呪文が飛び交うわ、トゥルー・ドラゴンより【筋力】の高いキャラがいるわと、行き着くとこまで行き着いたキャラクターたちの大冒険。
ついに大団円となりました。

以下、旧版とは言え市販の冒険シナリオを使用しておりますので、ネタバレ注意となります。











正のエネルギー界へと飛び込み、ついにアシャーダロンが潜むという“迷える魂の砦”へと挑んだ冒険者たち。
入り口でピケを張っていたデーモンの一群をしりぞけ、砦内部を守るアシャーダロンの眷属たちを蹴散らし、中心部のアシャーダロンを目指します。


P1010002.JPG

砦の中心部に侵入するためには、外周の部屋をすべてまわって各部屋のエネルギーと同調せねばなりません。
アシャーダロンを倒すために侵入したデーモン軍の生き残り、父祖を守るアシャーダロンの眷属たちに加え、正のエネルギー界の現住クリーチャーが襲いかかります。
クリスタルの森の中、現れたのは超巨大サイズの半透明なマンタ・レイ。この次元界に住むエネルゴンの一種“ソウルマローダー”
エネルゴンは来訪者のくせに非実体、しかも属性を持たない来訪者だからベインや得意な敵の対象にもならないという嫌らしさ。
おまけにこいつらは非実体の接触で【耐久力】吸収を行なって来ます。


P1010004.JPG

ペンで丸が書いてあるのは樹々なのですが、エネルゴンは非実体なので通り抜けてきます。
目はなく、魂を感知する能力で150フィート以内の魂を持つ存在を自動的に発見。
再生持ちで、通常ダメージを与えられるのは負のエネルギーによる攻撃と悪武器だけ。
これだから“コーデル先生の考えた強いモンスター”は……


P1010005.JPG

幸い【耐久力】吸収にはセーヴがあるので頑丈な前衛が持ちこたえつつ、ウォーメイジがウェイル・オヴ・ザ・バンシーで即死させる戦法に。
しかし背後から森に隠れていたマリリスが襲いかかる。
あのー、エネルゴンは怖いから一時的に共闘しようとか、そういう展開はなしですか?
なしなんですね、コーデル先生……


P1010008.JPG

次のエリアでは収束した音波を放つ巨大サイズのイモムシ“クリスタル・スクリーマー”と遭遇。
ヒット・ダイス36の来訪者、遠隔接触攻撃で18d6[音波]は痛い!

クリスタルの森では、大型サイズ以下のクリーチャーは7マス以上だと完全遮蔽を得られます。
んが、こいつらは音波攻撃をクリスタルの樹々に向けることもでき、その場合は粉砕されたクリスタルの破片が10フィート以内のものに9d6の刺突ダメージを!
………ん? 効果範囲攻撃だけどセーヴなし?


P1010010.JPG

砦外縁部の最後のエリアは、デーモンもドラゴンも凶悪な現住生物もいない静かな森でした。
樹々に背をもたれるような形で息絶えている骸骨。その首にはバハムートとペイロアの聖印が。
そう、彼らはかつてPCたちと同じようにアシャーダロンを倒すべく魂の砦にいどみ、力及ばず命運つきた英雄たちだったのです。
先人がドラゴンと戦うために用意していた装備を受け継ぎ、我らが英雄たちはついに砦の中心部へと挑みます。


P1010015.JPG

迷える魂の砦、その中心部。
天井より流れ落ちる生命のエネルギーに身を浸すのは、あまりにも巨大な、
そう、今まで英雄たちが相対した、いかなる怪物よりも大きく、恐ろしい存在でした。

アシャーダロン。
宇宙に生まれ来る前の魂を喰らい続け、通常のグレート・ワーム以上の寿命を勝ち得た伝説のレッド・ドラゴン。

「善の大義の名において、貴様を倒す!」
「ほほう、神々すらも恐れるこのアシャーダロンに挑もうとは、おろかな小虫どもも居たものよ」


P1010016.JPG

その巨体と間合い。
一カ所に固まっていてはブレスの餌食となりますし、通常の移動では間合いに入った時点で機会攻撃を受けることが必至。
前衛組がディメンジョン・ドアでいきなり接敵し、呪文の使い手たちは後方に残ったまま随時散開する作戦に出ます。


P1010020.JPG

アシャーダロンの側には金属の塔(デイルンズ・インスタント・フォートレス)が建っており、お気に入りの娘であるハーフドラゴン・コボルドのバードが。
解呪や回復、呪歌による強化などがやっかいなので、こちらも先に叩いておこうと。


P1010022.JPG

しかしさすがバード、軽業ですり抜けてアシャーダロンの後ろに隠れます。


P1010023.JPG

接敵するPCたちを振り切って飛び、後衛の上に舞い降りるアシャーダロン。
呪文で強化されているため機会攻撃もろくに命中しません。
ウォーメイジのダンが“押し潰し”の餌食に。


P1010024.JPG

さらに噛み付かれ、ひっつかまれるダン。
「しまった、ダンにまでフリーダム・オヴ・ムーヴメントがまわってなかった!」
絶体絶命かと思われましたが……


P1010025.JPG

ターシャ「5,000経験点を使ってウィッシュ!」
確かにウィッシュなら好きなキャラクターを好きなところに動かせます。
さっきまで敵が利用していたデイルンズ・インスタント・フォートレスの屋上に一瞬で脱出。
続けてダン自身が、修得呪文補強で覚えたリミテッド・ウィッシュを使って自身にフリーダム・オヴ・ムーヴメントを。
経験点を削りながら、壮絶な戦いが続きます。

勝敗を分けたのはクレリックのディーリアとソーサラーのターシャが連発したグレーター・ディスペル・マジック、チェイン・ディスペル、そしてエナジー・ドレインでした。
デス・ウォードも含めたすべての強化呪文を解呪され、2発のエナジー・ドレインによって合計10の負のレベルをつけられたアシャーダロン。
9レベルと8レベルの呪文スロットをすべて失っては、タイム・ストップによる立て直しも効きません。
レイス・ストライクと《強打》を織り交ぜた全力攻撃によってアクアを死の一歩手前まで追いつめるものの、
ついにはダンの二重化&威力強化版オーブ・オヴ・コールドによって、諸次元界を焼き付くした炎にも終焉が訪れたのです。


P1010026.JPG

アシャーダロンの遺骸から這い出たのは、“心臓”として埋め込まれていたバロールのアメット。
長年の同化により竜の力を得たデーモンに、PCたちが最後の戦いを挑みます。

激しい戦いの後、閃光とともに四散するアメット。

これにより、デモゴルゴンの一方の頭部たるアーメウルの野望はついえたのです。

諸次元界の平和と魂の循環は守られました。

数々の魔物と竜を打ち破り、伝説の存在となった英雄たちの名は、後世まで語り継がれることでしょう。
posted by 遊び人の伸さん at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | D&D